デンドロビウムの交配種群の特徴
デンドロビウムビギバムという原種をもとに交配してできたデンドロビウムの交配種群を日本ではデンファレと言います。胡蝶蘭に似た花を咲かす原種を「デンドロビウム・ファレノプシス」と言うことから略してデンファレになりました。そのほかのデンドロビウムと区別されていて、草丈が大きくなる切り花用の大輪系から小型の鉢花として楽しめるミニ系まで様々な種類があります。いずれも細長い茎状のバルブの頂部から花茎をほぼ直立に伸ばし、コチョウランの花形によく似ています。
■置き場所
デンドロビウムは一般的に寒さに強く、冬がある日本の気候でも育てられますが、デンファレは例外で亜熱帯に自生する蘭を原種としている事から寒さには大変弱く、冬を越す為には最低でも15度以上の温度を保たなければなりません。日中は窓際に置き日光を十分に当て、夜には室内の奥に移動させてあげます。夏は日差しが強すぎ葉焼けを起こしますので半日陰で風通しの良い場所に置いてあげましょう。
■水やり・肥料
表土・コケが乾いていたら水をしっかりと与えてください。夏季の暑さの厳しい時期には毎日が望ましいです。冬や春先の気温が低い時期に頻繁に水を与えると根が腐って枯れてしまいますので注意が必要です。冬の時期は暖房で空気が乾燥するため土・コケが湿っていても葉が乾燥しがちですので、霧吹きで葉に水を掛けて水分を補給してあげて下さい。
肥料は春から秋にかけて与え、暑さが厳しくなってきたら少し薄めた液肥を与えてあげましょう。デンドロビウムのように7月に肥料を止めないと花が咲かないということはありません。
■ふやし方
株分けで増やす事が出来ますので株が大きく育ってから2〜3株に分けます。ぎっしり張っている根を道具を使ってなるべく優しく解いてあげると良いのですが、多少の傷は気にしなくても大丈夫です。次にほぐれたら新しい鉢に植え込むのですが、なるべく前の鉢の状態に近づけてあげる事が大事です。株分け後は半日陰の場所で水のやりすぎに注意しながら管理し、葉や茎にも霧吹きで湿度を与える様にすれば丈夫な株に成長します。
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